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諏訪敦彦監督 映画「ユキとニナ」2月6日から アドリブに脚本書き換えた

 日仏で活躍する諏訪敦彦監督が、フランスの名優、イポリット・ジラルドと共同でメガホンを取った日仏合作映画「ユキとニナ」。少女が両親の離婚を経て成長していくさまを描いた本作は、第60回ベルリン国際映画祭の上演作でもある。諏訪監督は「大人の視点から描く子供ではなく、“他者”としての子供を描きたいと思った。理解できない複雑な存在だと思ってもらえれば」と話す。(橋本奈実)

 ≪フランスで暮らすユキ(ノエ・サンピ)は、9歳の女の子。日本人の母がフランス人の父と別れて、自分を連れて母国に帰国すると知り、ショックを受ける。ユキは親友のニナ(アリエル・ムーテル)の協力で両親に仲直りしてもらおうとするが…≫

 両監督とも子供を持つ父だったことが作品の基になった。主役を少女にしたのは、逆説的だが、自分たちの子供時代を投影しづらいから。「私たちは女の子だったことはないので(笑)、少女の気持ちは分からない。だからこそ、対等でいられた」。

 役同様、日仏の血を引くノエは本作が初演技。台本には、シーンごとに大筋と登場人物の感情説明のみを書き、せりふを用意しなかった。「スポーツのリアクションに近い回路。バッターは、内角だからこうバットを振ろうと考えているわけじゃない。自然に身についているものを出してほしかった」。少女たちを自由にさせ、役として感じた言葉で演じさせた。

 それが思わぬことにつながる。重要な場面で、ノエは脚本とは違う行動を起こしたという。「僕たちはパニックですよ。なぜ彼女がそうしたのか分からない。でも、いいせりふでしたし、脚本を書き換えました。ノエは自分の思うユキを完璧(かんぺき)に演じました」。子供は、大人の想像以上に複雑だ−。

 2月6日から、梅田ガーデンシネマで公開。

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