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「庶民感覚とかけ離れ」鳩山家旧邸宅ながめ納得?

 「庶民の金銭感覚とはかけ離れている」「もう少し様子見たい」――。

 母親から12億円を超える資金提供を受けながら、その経緯や使い道について「知らなかった」と釈明した鳩山首相。自身の資金管理団体「友愛政経懇話会」の偽装献金事件で元秘書が在宅起訴されてから一夜明けた25日、観光スポットになっている「鳩山会館」(東京都)や、都内のハローワーク、首相の地元・北海道などでは、擁護の声もあったが、厳しい批判が聞かれた。

 「建物にたどり着くのに何分かかるのか。都会の真ん中でこれだけ緑があるなんて。これでは庶民の感覚はわからないだろう」

 25日午前、観光で鳩山会館を訪れた千葉県柏市の主婦(55)は、大通りから私道の坂道を約150メートル上った小高い丘にある洋館を見て妙に納得した様子。だが、「あれだけ巨額の金が動いたのに、何も知らないなんてやっぱり信じられない。納得がいかない」と、昨夜の首相の釈明に疑問を投げかけた。

 「お金持ちがどんな家に住んでいたのか見に来た」という静岡市の福祉施設職員の女性(64)。「お金をもらっていたことを知らなかったとしたら、ずさんで情けない話だ。でも、政権発足からまだ3か月。もう少し様子を見たい」と話した。

 鳩山会館から約2キロ離れた文京区内のハローワーク。今年6月に半導体関連メーカーを解雇された新宿区の無職男性(25)は「毎月1500万円というのは僕らの感覚だと信じられない大金。鳩山さんにはこまごましたお金で、知らないということなのか」と厳しい表情。大学の嘱託職員を退職し、雇用保険の相談に来たという文京区の女性(41)も、「政権交代の影響で国の研究費がなくなり、退職した。首相が『知らなかった』というのは納得できない。事件が表に出なかったら、偽装献金は続いたかもしれない」と話す。

 一方で擁護の声もあがった。首相の選挙区がある北海道室蘭市の女性整体師(44)は、「庶民とは異なるお金の価値観を持っていた首相は、献金問題を重く感じていなかったと思う。国民の生活が良くなる政策を実行してほしい」と続投を希望した。

 東京駅近くに仕事で来ていたという都内の貿易会社経営の男性(79)も、「あれくらいの人になると、自分の財産は自分で直接管理しないでしょうから、昨日の説明もそうかもしれないと思う。国民は首相に日本を変えてもらいたいと期待している。辞める必要はない」と話していた。

 ◆鳩山会館=鳩山首相の祖父・鳩山一郎元首相が1924年に建てた洋館。55年の自民党結成時に記者会見が開かれ、政界関係者らが観桜会に集うなど、名門政治一家の象徴ともいえる場所。現在は一般に公開されており、2008年度の入館者数は約5万8000人。今年9月の鳩山首相誕生を機に旅行会社の見学ツアーも組まれている。

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