« フジテレビの中野アナ、34歳医師と結婚へ | トップページ | 輸入ワクチン、承認方針=新型インフルで「特例」−国民から意見聴取へ・厚労審議会 »

ストーブの給油が惨劇招く…荒川2人死亡火災

 東京都荒川区の毛糸店経営、岩下順英さん(81)方で2人が死亡した火災は、クリスマスイブの一家だんらんを一瞬で暗転させた。

 亡くなった岩下さんの妻、美恵子さん(76)は足が不自由で、岩下さんは数年前、段差のないバリアフリー仕様に自宅を新築していた。岩下さんは、美恵子さんの車いすを押し、常に優しく寄り添っていたという。

 24日午後6時55分頃、岩下さん方1階で出火し、1階から美恵子さん、2階から岩下さんの孫の登美(なるみ)さん(11)の遺体が見つかった。さらに、岩下さんの長男善亮さん(44)の妻公江さん(43)と次女勝美さん(15)が重体、長女智美さん(18)も2階から飛び降りて重傷を負った。

 公江さん家族が住む2階の台所では、作りかけのポタージュスープがあり、専門学校の教材がテーブルに残っていた。警視庁は、出火当時は公江さんがポタージュスープを作っており、その脇のテーブルで、専門学校生の智美さんが勉強していたとみている。

 1階の毛糸店は30年以上前から続いており、近所の人が気軽に集まるサロン的な店だった。毛糸や手編みのセーターなどを販売し、かつては美恵子さんの手編みの品も多く売られていた。美恵子さんが、客に毛糸の編み方を教えることもあったという。

 美恵子さんは約20年前、脊髄(せきずい)の病気を患い、最近も歩くのに松葉づえを使ったり、車いすを使ったりしていた。家族の仲の良さは評判で、岩下さんが、美恵子さんが出かける時に車いすを押しながら、後ろに優しく寄り添う姿もしばしば目撃されていたという。

          ◇

 捜査関係者によると、出火直前の午後6時過ぎ、岩下さんが1階玄関でストーブの着脱式タンクに灯油を入れた。そのタンクをストーブにはめこんでから、着火した際に出火した。岩下さんは顔などにやけどを負ったが、「タンクをストーブにうまく入れられず、何度も揺すりながら入れた」と振り返っているという。同庁は、タンクのふたが十分に閉まっていなかったため、灯油がこぼれて引火した疑いが強いとみている。(安井良典、吉田敏行)

|

« フジテレビの中野アナ、34歳医師と結婚へ | トップページ | 輸入ワクチン、承認方針=新型インフルで「特例」−国民から意見聴取へ・厚労審議会 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ストーブの給油が惨劇招く…荒川2人死亡火災:

« フジテレビの中野アナ、34歳医師と結婚へ | トップページ | 輸入ワクチン、承認方針=新型インフルで「特例」−国民から意見聴取へ・厚労審議会 »