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足利事件「自白」テープ再生へ、担当検事も証人尋問

 栃木県足利市で1990年に4歳女児が殺害された足利事件の再審第2回公判は24日午後も宇都宮地裁で続き、佐藤正信裁判長は、検事が菅家利和さん(63)を取り調べた録音テープを法廷で再生する証拠調べと、当時の担当検事の証人尋問を来年1月21、22日の第4回公判で実施すると決定した。

 冤罪(えんざい)の原因検証を求める弁護団の主張を大幅に受け入れた格好で、無罪を前提とした再審では極めて異例の決定だ。

 テープは、足利事件の1審途中の92年12月に、別の幼女殺害事件2件を取り調べた際のもので今年8月、宇都宮地検に12本、栃木県警に3本あると判明。このうち、地検の取り調べで足利事件に触れた4本を証拠採用した。菅家さんは足利事件と別の2件への関与を否認したが、翌日にDNA型鑑定を示す検事から追及され、再び自白した。別の2件で、菅家さんは嫌疑不十分で不起訴となった。弁護団は「こうした取り調べが、自白を導いた」とテープ再生などを主張。検察側は「早期に無罪を言い渡すために不必要」としていた。

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