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中国人妻の審理、核心へ 替え玉殺人“遺体なき殺人”立証は…

 遺産を相続するため、夫と替え玉に仕立てた男性2人の計3人を殺害したとして、殺人などの罪に問われた中国人妻、尹麗娜(イン・リナ)被告(53)の大阪地裁での公判は一連の事件の核心となる“遺体なき殺人”の審理に入り、前半の山場を迎えている。中国語でまくし立てたり、突然涙を流したりと感情をむき出しにしながら無罪を訴え続ける尹被告。約2カ月前の初公判でみせた笑顔はほとんど消えうせている。

 ■予備的主張

 「仮に殺意がなくても、傷害致死罪が成立する」

 今月19日の第17回公判。検察側は、夫の加藤善一郎さん=当時(77)=の殺害に絞った冒頭陳述で、殺人罪だけでなく傷害致死罪を予備的に訴えるという異例の主張を展開した。

 加藤さんの遺体は未発見で殺害の目撃者もいない。立証の要は、自宅アパートから加藤さんの骨格筋が発見されたことや、尹被告が加藤さんの血痕の付いたかばんを捨てたとする間接証拠のみ。それでも検察側は自信をのぞかせるが、予備的主張は「殺意」を立証する困難さも示している。

 これに対し弁護側は「加藤さんは突然いなくなった。失踪(しつそう)届を出さなかったのはビザの更新に不利になると考えたから。骨格筋については不可思議としかいいようがない」と真っ向から対決する。

 ■感情むき出し

 鮮やかな赤や黄緑、ヒョウ柄などの派手な服装に身を包み、長い髪をなびかせて法廷に姿を現す尹被告。中国語の通訳人を通して積極的に発言している。

 すでに審理を終えた第1の替え玉、近藤晃さん=当時(69)=殺害についての被告人質問では「検察官は権力的な策略やマジックを駆使している。私は認めない」と言い放った。

 検察官にも「証拠を見せてください」と要求。「今は検察官の質問に答える場ですよ」と諭した裁判長に「私には自己弁護の権利はないのか」と食ってかかる一幕もあった。

 一方、突然下を向いて涙を流すことも。弁護人が理由を尋ねると、「何でこんな大きな事件になってしまったんだろうと思うと…」と声を震わせた。初公判でみせていた笑顔はいつの間にかなくなった。

 ■遺族「極刑を」

 法廷で涙するのは尹被告だけではない。加藤さんの長女は今月2日、法廷で涙ながらに尹被告に訴えた。

 「父が今どこにいるのか、最期どうなったのか、本当のことを教えてください。先祖の墓に、骨のひとかけらでも入れたいんです」

 長女が子供を連れて帰省すると、加藤さんは喜んで「ここが一番おいしい」とたこ焼きを食べさせ、遊園地でたくさん写真を撮ってくれたという。長女は「きちょうめんで正義感が強くて優しい人でした」と振り返り、「極刑をお願いしたい。死に直面して人としての気持ちを取り戻して」と振り絞るように述べた。

 だが、尹被告は下を向いてメモを取り続けるだけ。いつものように感情を表に出すようなことはなかった。

 加藤さん殺害事件の審理は11月18日まで続き、20日の第30回公判からは最後の山場となる第2の替え玉、高木清さん=当時(71)=殺害事件の審理が始まる予定。

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