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「第一幸福丸」暗闇・寒さ・悪臭…耐えた3人

 台風の直撃を受けながら、転覆した船の中で命をつなぎ留めた3人の船員。海上保安庁によると、転覆・沈没した船から生存者が救出されたケースは25時間が最長といい、海の専門家からは驚嘆の声が上がっている。

 発見時、第一幸福丸は船底をわずかに海面から出した状態だった。3人は船内の空気だまりで救出をひたすら待っていたという。ある海保幹部は「船内は互いの顔も見えないほど真っ暗で寒かったはず。3人の精神力をたたえたい」と称賛。特殊救難隊員の経験がある職員も「燃料油がたまってにおいもひどかったのではないか。いつ船体が沈むかわからない心理状態で、よく持ちこたえたものだ」と語った。

 海上での病気やけがに対応している横浜船員保険病院(横浜市)の長堀優副院長は「狭いスペースに男性3人が4日間も生き延びる酸素が残っていたことが幸運。動かなかったことで体力の消耗を避け、酸素の消費も最低限ですんだのでは。もう少し人が多ければ厳しかったかも知れない。これ以上暑ければ脱水で、寒ければ低体温で命を落とした可能性が高い」と指摘した。

 日本船長協会の松田洋和常務理事は「狭い船室に3人がとどまったことで室温が保たれ、体温低下を防いだのかも知れない」とみる。

 気象庁によると、船が見つかった八丈島北側の海域は黒潮の南側に当たり、ここ数日、海面水温は25度近くで推移していた。逆に黒潮の北側だと、水温は5〜10度低かったという。漂流場所が幸いしたとみられ、日本海難防止協会顧問の辺見正和さんは「黒潮のお陰で居住区内の温度が下がらずにすんだのでは」と話した。

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