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国会論戦スタート 「脱官僚」どこへ 自公に責任転嫁

 就任後初の国会論戦となる28日の衆院代表質問で鳩山由紀夫首相は、自ら掲げる「脱官僚依存」の姿勢は見えず、意味不明瞭(めいりょう)の「官僚答弁」で質問をはぐらかす場面が目立った。野党気分が抜け切らないのか、財政政策などを追及されると、自民、公明両党の前政権に責任転嫁を続けた。むやみやたらな政治主導は「政治暴走」になりかねない。(坂井広志)

                   ◇

 ≪「政治暴走」懸念≫

 「政権を取ったらすぐに君子が豹変(ひょうへん)したかのように言われたが、(私は)君子でもありません」

 自民党の谷垣禎一(さだかず)総裁が鳩山政権の内政、外交などのあり方について「約束違反、言行不一致ばかりだ。政権を取ったら君子豹変が許されるのか」とただすと、首相はこう開き直った。

 日米関係については「中長期的な視野に立って日米同盟を重層的に深化をさせる」と観念的に表現。喫緊の課題である在日米軍再編については「安全保障上の観点も踏まえ、過去の日米合意の経緯も慎重に検証した上で、沖縄の人々の思いを受け止めながら、真剣に取り組む」と官僚以上に言質を取らせぬ表現だった。

 海上自衛隊のインド洋での補給活動に代わる貢献策については「最も望まれている支援を積極的に行うことが重要だ」。北朝鮮問題では「拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決する」と従来の政府方針をなぞり、工夫はどこにも見えない。

 代表権を持つ社長、副社長の計5人のうち官僚OBが3人を占めた日本郵政社長人事への反省もない。むしろ「官僚の中の官僚」と呼ばれた斎藤次郎元大蔵事務次官の起用について「本当に優れた人材だ。適材適所だ」と胸を張った。

 ≪批判は威勢よく≫

 「決して官僚を遠ざけるという考え方はない。要はいかに、使いこなしていくかということ」

 平野博文官房長官は28日の記者会見で内閣総務官室が各省庁に「答弁メモ」作成を指示していた問題についてこう述べた。だが、これは民主党が激しく批判してきた麻生太郎前首相の官僚論とどう違うのか。

 首相は前の自公政権を批判する時だけは威勢がよかった。政府内で意見が対立する米軍普天間飛行場の移設問題では「今まで10年以上結論を出さなかったのはどの政権なのか」と議論をすり替え、谷垣氏にマニフェスト実現のための財源を追及されると「あなた方には言われたくない。こんな財政にしたのはだれなのか」となじってみせた。

 自らの政治資金収支報告書虚偽記載問題については「国民に大変な迷惑をかけたことを心からおわびする」と謝罪したが、国民への説明責任については「捜査に全面的に協力する。選挙の結果を踏まえて一つ一つ政策を遂行していくことが、私に与えられた最大の責務だ」とはぐらかした。

 谷垣氏は本会議後、あきれた表情でこう語った。

 「そういう小児的な反応で国会を乗り越えられると思うならば噴飯ものだ」

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